「整理整頓が苦手なのでお願いしたいですが立ち会った方がよいですか?仕事で忙しいのですが」
と、八王子にお住いの20代の兼業主婦の方からご相談いただきました。
詳しく伺うと、部屋は散らかっているため、一度片付け整理整頓をしながら拭き掃除をし、不要なものは捨てるというご相談でした。事前に、捨ててほしいものと捨ててほしくないものを伝えるということでしたが・・。
はい、「不要なものは捨てる」という作業が入る場合は、必ず「立ち合い」はお願いしたいです。
というのもわたしたちには、どれが必要でどれが不要かはわかりません。
どの業者に依頼する場合も、捨てる可能性のものがある場合は、立ち合いをされた方がトラブルもなくなります。
また、整理整頓されてないものや、ほこりがかぶってるモノは、すべて不用品かつ処分品に見えてしまう業者さんもいるくらいです。(ごめんなさいね、他人からするとそう見えてしまうものなのですよ)
勝手に捨てられたというトラブルは本当によく聞くので、そうならないためにも、必ず「立ち合い」はお願いしたく思います。
さらに、大変かもしれませんが、その場で細かい指示もお願いします。
たまに「使えるものは取っておく」という大雑把な指示を出される方もいますが、これも人により感覚はまちまちです。
人によっては、「(機能的には)使えるけど古いし今の時代には使える場面はないから不要」と判断する人もいますが、
「(一律に)古くても使える・壊れてないから取っておく・直せば使えるから取っておく」と判断する人もいます。
私たちのような業者は、原則後者の意味と捉えて、極力お客様のモノは勝手に捨てないようにはしてますが、やはり、一定数「今の時代で今すぐ使えるもの」という意味で、言われてる方もいらっしゃいます。
それに、自分で分別片付けが苦手だから業者に依頼したのに、おうちに帰ってきたら、たいして物が減ってなくて困ったという話もあるくらいです。
以前うちのスタッフが「古くて汚れてはいるが洗えば使える」と判断し取っておきましたが、そこの奥様は、「古くて汚れたものは使えないもの」と判断され、不用品として捨てるようにご指示いただいたこともあります。
年数が経ちすぎてる・今の時代に合ってない・洗うコストがかかる・常に新しいものが欲しいなどなどもあったかもしれません。
自分が思ってることと、他人が捉えたことは、一致しないことがほとんどです。
その方の年代、背景、感覚、生活スタイルによって、言葉の意味も変わります。
本当に人によって感覚がまったく違いますので、はじめは指示を細かく出していかれた方がよいのです。
するとスタッフ側もある程度、お客様の感覚をつかみ取り、あとは細かく聞かなくても、分別することができるようになります。
当日は、大変でしょうが、極力ご自宅に立ち会って、細かく指示をされたほうがトラブルにもなりません。
あとから本当は捨ててほしかったのにーとか、本当は捨ててほしくなかったのにーというのを防ぐためにもね。
もし当日どうしても立ち合いがむずかしい場合は、保留ボックス(段ボール)を作り、後日お客様の方で判断できるような状態にはさせていただきます。
また、LINEカメラなどを使って伺いながらも対応も可能です。時間がかかってしまう分、人件費コストもかかる可能性はありますが、一定数需要もあります。
どうぞご参考にください。よろしくお願いいたします。